顔面神経麻痺

このような症状はありませんか?
「突然、顔の片側が動かしにくくなった」「口から飲み物がこぼれる」「目が閉じにくい」このような症状でお悩みではありませんか?
顔面神経麻痺は、顔の筋肉を動かす顔面神経に障害が起こることで発症する疾患です。発症後の早い時期に適切な診断・治療を受けることが重要です。
- 顔の片側が動かしにくい
- 目が閉じにくい
- 口角が下がる
- 飲み物や食べ物がこぼれる
- 額にしわを寄せられない
- 口笛が吹けない
- 味がわかりにくい
- 音が異常に大きく聞こえる
- めまいや耳鳴りを伴う
このような症状がある場合は、顔面神経麻痺が関係している可能性があります。突然症状が現れた場合は自己判断で様子を見ず、まず医療機関を受診してください。
顔面神経麻痺とは?
顔面神経は、顔の表情を作る筋肉などを動かす神経です。
この神経に障害が起こることで、
- 目を閉じる
- 笑う
- 頬を膨らませる
- 口をしっかり閉じる
といった動作が難しくなることがあります。
顔面神経麻痺は、大きく「中枢性顔面神経麻痺」と「末梢性顔面神経麻痺」に分けられます。
中枢性顔面神経麻痺
脳梗塞や脳出血など、脳の病気によって顔の動きに障害が現れるタイプです。
末梢性顔面神経麻痺
顔面神経そのものに障害が起こるタイプです。一般的に「顔面神経麻痺」と呼ばれるケースでは、末梢性顔面神経麻痺を指すことが多くあります。
顔面神経麻痺の主な原因
ベル麻痺
ベル麻痺は、末梢性顔面神経麻痺の代表的なタイプです。原因は完全には解明されていませんが、ウイルスの再活性化などが関係すると考えられています。
発症前後に、
- 過労
- 強いストレス
- 睡眠不足
- 体調不良
などが重なっている方もみられます。
ハント症候群
ハント症候群は、水痘・帯状疱疹ウイルスの再活性化によって起こる顔面神経麻痺です。
顔面の麻痺に加えて、
- 耳の痛み
- 耳周辺の発疹
- 耳鳴り
- 難聴
- めまい
などを伴う場合があります。ベル麻痺と比較して重症化することもあるため、早期の診断と治療が重要です。
その他の原因
顔面の動かしにくさは、
- 脳梗塞
- 脳出血
- 腫瘍
- 中耳炎などの耳の病気
- 外傷
などによって起こる場合もあります。
顔面神経麻痺で大切なこと
顔面神経麻痺が疑われる場合は、「そのうち治るだろう」と自己判断せず、まず医療機関で診察を受けることが大切です。
末梢性顔面神経麻痺では、状態に応じて、
- ステロイドによる治療
- 抗ウイルス薬
- 目を保護するための治療
- その他、症状に応じた専門的治療
などが行われることがあります。
特に発症直後の治療が重要になるため、症状に気づいた場合はできるだけ早く医療機関を受診してください。
回復後に症状が残ることがあります
顔面神経麻痺では、神経や顔面筋の回復状態によって、症状が残ることがあります。
- 顔のつっぱり感
- 表情の左右差
- 顔のこわばり
- 目を閉じると口が動くなどの病的共同運動
- 顔の違和感
などがみられることがあり、急性期だけでなく回復期の状態に合わせたケアも大切になります。
当院の考え方
当院では、顔面神経麻痺が疑われる場合には、まず医療機関で適切な診断・治療を受けていただくことを大切にしています。
そのうえで、病院での治療と並行しながら、
- 表情の動かしにくさが気になる
- 顔のつっぱりやこわばりがある
- 首や肩の緊張が強い
- 疲労やストレスが蓄積している
- 身体全体の調子も整えたい
といった方に対して、お身体の状態を確認しながら鍼灸施術を行っています。
東西医学統合鍼灸施術で目指すこと
当院の東西医学統合鍼灸施術では、顔だけを見るのではなく、全身の状態を確認しながら施術を行います。
施術では、
- 自律神経の状態
- 疲労の蓄積
- 首や肩の緊張
- 顔面筋の状態
- 全身の血流状態
などを確認しながら、お身体の土台を整える経絡治療を行います。
さらに必要に応じて、顔面部への局所的な鍼施術や、頭部にある顔面に関連するポイントへの頭皮鍼などを組み合わせ、顔面周囲の血流や筋肉の状態を整えることを目指します。
症状の程度や回復段階には個人差があるため、お一人おひとりのお身体の状態に合わせて施術内容を調整します。
なぜ全身の状態も確認するのか?
顔面神経麻痺を発症した方の中には、発症前に、
- 強いストレス
- 過労
- 睡眠不足
- 体調不良
などが重なっていたという方もみられます。
こうした状態は身体全体のコンディションにも影響するため、当院では顔面部だけでなく、睡眠や疲労、首肩の緊張、自律神経の状態なども含めて確認します。
病気そのものを鍼灸で治すことを目的とするのではなく、医療機関での治療を継続しながら、回復期の体調管理をサポートするという考え方で施術を行っています。
このような方は一度ご相談ください
- 顔面神経麻痺と診断されている
- 病院で治療を受けている
- 表情の動きが戻りにくい
- 顔のつっぱり感やこわばりが残っている
- 後遺症が気になっている
- ストレスや疲労が強い
- 首や肩の緊張も気になる
- 病院での治療と並行して身体のケアをしたい
顔面神経麻痺は、発症初期の適切な診断・治療と、その後の状態に合わせた継続的なケアが大切です。
医療機関での治療を続けながら身体全体のコンディションも整えていきたいという方は、一度ご相談ください。お身体の状態や回復段階を確認しながらサポートいたします。